REFEREE NEWS            
公益社団法人 千葉県サッカー協会審判委員会     july 2021        
      年4回発行(1、4,7,10月)        

掲載内容
●2021年度永年功労表彰

(30年)石垣雄一氏建部忠氏

(20年)山野誠司氏松本力氏守屋高好氏

(10年)165名

●決勝審判インタビュー

第26回千葉県サッカー選手権大会(天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会千葉県予選)決勝

今日も地域で頑張っています!!(千葉市4年生大会より)

参加審判員(6名)・・・土井誠氏楠原勝彦氏堂山和彦氏萩野雅彦氏川副智明氏杉田拓也氏

昇級おめでとうございます!
お知らせ

・サッカー(3級昇級審査、審判資格の更新について)

・フットサル(2級昇級予備審査3級昇級審査更新講習会について

編集後記など

~2021年度永年功労表彰~

本年度も新型コロナウィルスの影響で、集合での表彰式は行えず、表彰盾を送付し写真とコメントをいただきました。今後も益々のご活躍を期待しています。

≪10年表彰者≫ 165名(記念品として10年表彰トスコインを送付)

≪20年表彰者≫山野 誠司氏松本 力氏守屋 高好氏

≪30年表彰者≫ 石垣 雄一氏建部 忠氏

【30年表彰者】

 

●石垣雄一(いしがき ゆういち)

石垣雄一氏

市原市在住の石垣です。千葉県の高校教員です(おもに世界史)。新採時にサッカー部顧問となり、ブロック大会などで必要に迫られて4級を取得したのが審判活動の始まりです。

私が20~30歳代の頃、高体連では元CFA審判委員長の大石先生や河合先生がJリーグで活躍されていました。また職場でご一緒した元CFA専務理事の中臺先生、快く練習試合をしてくださった福永先生など、お手本となる多くの先生方にお世話となりました。

そうした中でU-18県リーグ発足に合わせて42歳で3級を取得し、さらに派遣審判員としての活動も始めました。他種の試合経験や審判員の方々との出会いは、サッカーの奥深さを教えてくれました。また、関東シニア大会で奥寺康彦さんと握手できたことや、社会人リーグで高校の教え子と再会できたことは派遣審判として良き思い出となっています。

 

現役審判員としては終盤を迎えていますが、これまでお世話になったすべての方々に感謝申し上げます。

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山野氏 松本氏 守屋氏

●建部 忠(けんぺ ただし)

建部忠氏

“審判活動30年回想!”

 習志野市4種審判委員会を基に、千葉県サッカー協会審判委員会で審判活動させていただき、審判活動を始めて30年になります。審判員の建部(けんぺ)です!と言うより藤崎SCの建部です。(レフェリーニュースで指導者名乗るはNG!だな?)

 私が、30年間、長きにわたり審判活動ができた要因は、32年前、4種(小学生)の指導者としてスタートしたからです。4種指導にて大会参加・トレーニングマッチ等にて審判活動が必要不可欠でしたからです。(指導者=審判!)

 30年間の審判活動において様々な出来事!思い出!沢山の審判員の皆様方との出会い、交流等沢山ありました。千葉県サッカー協会の審判委員長については、現在まで7名?(記憶違い?2度就任者の方?)変わりました。競技規則も毎年次から次へと大きく沢山変わり、その度に試合での競技規則適応に苦労しました。この度は、30年間の審判活動で、忘れられない思い出をランキング形式で回想させていただいます。

第3位☛マッチに怒られる!千葉県天皇杯代表決定戦決勝で第4審判(その頃の呼び名は予備審!)に割り当てられ、後半一気に交代がありパニック状態!(半泣き!)INとOUTの選手交代選手番号間違えてマッチに怒られた恥ずかしい経験忘れません!

第2位☛学生に脅される!大学選手権で、某大学チーム、最初から11人揃わず試合開始!レッドカード続出!で終了10分前に試合成立人数に満たなく没収試合!試合終了後!退場学生に脅される!(K体育大学出身!もともと導火線の短い私でしたが・・・今日は審判員!押忍の精神で我慢!)

第1位☛低体温症で意識朦朧!4月下旬、夕方のニュースでも報道されましたが季節外れの寒波!氷雨でずぶ濡れ!試合終了後、低体温症で意識朦朧!救急隊員の「体温34度!危ない!危ない!」の声がかすかに聞こえ・・緊急入院!

番外編1☛珍客?乱入!茨城県で審判(A2)中、ピッチ上で動く物あり!私に向かってくる!よく見ると2メートル近いヘビ!誰よりもヘビ嫌い!試合中、一目散で逃げその後、恐怖で審判活動放棄!

番外編2☛流血退場!4種(低学年)の審判中、選手がボールけり損ね!スパイク脱げ私の顔面にスパイク直撃!鼻・口から流血してレッドカード無しで退場!(泣き!)

以上、あっという間の30年間でしたが、後4・5年は、体の続く限り頑張りたいと思いますので、今後とも千葉県サッカー協会審判委員会の皆様・習志野市審判委員会の皆様方のご指導を今後も賜り頑張りたいと思います。

今般コロナ禍で大変な環境ですが、これからの千葉県サッカー協会審判委員会・習志野市審判委員会の益々のご発展・ご活躍を祈念申し上げます。30年永年表彰の盾ありがとうございました。

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【20年表彰者】

●山野 誠司(やまの せいじ)

山野誠司氏

 審判20周年ということで表彰盾を頂きました。ありがとうございます。全然サッカー経験はなかったのですが、子供が小学校の部活でサッカー部に入った際に「チーム帯同の審判がいない」「経験者ではなくても…」ということで38歳の時にパパさん審判でのお手伝いから始まり、いつの間にやら20年が経過しました。昨年から新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、様々な事が従来どおりに開催できなくなり活動機会は非常に少なくなりました。そのような中でもこれまで審判活動を続けてこられたのは、歴代の顧問の先生方、頑張っている姿を見せてくれる子供達と父母会の皆さん、一緒に活動しているコーチの皆さん、そして家族の寛大な理解があってこそです。感謝します。還暦が目前ではありますが、体が健康なうちは活動を続けていきたいと思っている今日この頃です。

 最後に新型コロナの状況が一日でも早く終息へ向かいますことと、皆様のご健康をお祈りします。

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●松本 力(まつもと つとむ)

松本力氏 

 ㊗日本サッカー協会創立100周年おめでとうございます。永年20年表彰ありがとうございます。

 私は20年前より習志野市の4種のチームで活動しています。当初は審判と指導の資格も取り、良く走っていましたが、歳を重ねる毎にチームの動かないスタッフへと変貌してしまいました。現在はキッズの審判や指導を主におこなっています。昨年度はコロナの影響もあり、県も含め大会自体が少なく、活動の場が限られたと思います。今年度は多くなるのではと期待しています。

 20年を振り返りますと、ルールの解釈や改正が多かったように思います。私だけかもしれませんが、筆頭はオフサイドですね。線→点→触れる、守備の関わり方。大きな枠でリスタートですね。また、最近では自然環境が大きく変わって来ています。熱中症、落雷、感染症と審判団はもとより大会運営にも大きな影響を与えています。さらに何が起こるのでしょうか。

 最後になりますが、少しでも多くの子供達がサッカーを好きになり、将来審判等サッカーに携わり、日本サッカーの発展に貢献していただけたらと思います。会場で見かけましたらよろしくお願いします。 

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●守屋 高好(もりや たかよし)

守屋高好氏
 このたび、千葉県サッカー協会の審判員として永年表彰(20年)の記念品をいただきまして本当にありがとうございます。

 サッカー審判員として20年間も継続できた事は、県内のサッカーを愛する選手、コーチ、保護者の方々また、千葉県サッカー協会審判委員会の皆様のおかげだと思います。本当に感謝しております。

 私がサッカーの審判員活動に携わった端緒は、息子が地域の少年サッカーチームに入ってチームの手伝い等々や審判員を頼まれたことから始めました。サッカーが元々好きで少々サッカーをやっていましたので、審判員は出来ると思っていましたが、始めた頃は本当に難しく、選手のじゃまをしたり、迷惑をかけてしまった事を思い出します。サッカーの審判員として色々な経験をさせて頂き、本当にサッカー審判員を続けてよかったと感謝いたします。ありがとうございました。

 今後も健康に留意し、体力の続く限り選手の皆様に御迷惑をかけないよう努力し、継続していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

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第26回千葉県サッカー選手権大会

(天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会千葉県予選) 決勝戦

2021年5月9日(日) 13:00 kickoff フクダ電子アリーナ

VONDS市原 Vert 0(0-0、0-1)1順天堂大学体育会サッカー部

R:原田 雅士氏 A1: 瀬田 貴仁氏 A2:小西 和幸氏 4th:柳澤 健太氏(文中敬称略)

原田氏 瀬田氏 小西氏 柳沢氏
原田氏 瀬田氏 小西氏 柳澤氏

Q.  本日の試合を終え、振り返り・ご感想をお聞かせください。

原田:まずはこういった状況下で、試合を開催するにあたり運営、選手の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。拮抗した試合で緊迫した展開が続きましたが、選手をサッカーに集中させてあげられるようなレフェリングが審判団として出来たかな、と思います。

瀬田:今日のレフェリーチーム4人で協力し、大きなトラブルなく試合を終えられ、ホッとしています。

小西:まずは天皇杯の千葉県代表を決める重要な試合を、審判チームとして無事に終えた事にホッとしています。数年前にも同大会の決勝の4審を担当し、今回は副審を担当させていただきました。4審を担当した時は、かなり緊張していた事を思い出し、当時と比べるとこれまでに色々と経験してきた事もあり、落ち着いて望むことが出来、成長した事を実感出来ました。また、本日主審を担当されました原田さんのレフェリングを見て、いつかこのような重要な試合で主審を任される様になりたい!と、思いました。

柳澤:ベンチコントロールなど基本的な事に加えて、ピッチ内の主審・副審の援助が出来ればと思い、試合に望みました。結果、レフェリーチームとして上手く協力して試合を終えられたのではないか、と思います。

Q.  「レフェリーを頑張ってみよう!」と、思って始めたきっかけを教えて下さい。

原田:滋賀県 1級審判員の今村義朗さん、村井良輔さんに「一緒にJリーグでやろうよ!」と、誘って頂いたことが大きなきっかけです。

瀬田:選手時代に培った様々な経験を活かす事が出来ると思ったのがきっかけです。選手のセカンドキャリアとして、もっとレフェリーが注目されても良いと思っています。

小西:中学時代に4級を取得し、高校2年時に父親の勧めから東京都で3級を取得しました。その頃から何となく審判で上を目指していきたい、という思いがありました。その後、国際武道大学に入学して学友会サッカー部に入部し、選手としてもプレーしながら部内の先輩に2級の森田さんや女子1級の上田さん、後輩にも2級の齊藤倫也君が在籍していて、必然と審判として成長出来る環境が出来ていました。きっかけという意味では、大学時代でとても恵まれた環境の中で、本格的にスタートが切れたと思います。また、千葉県大学リーグの帯同審判で県内の先輩方と学生時代から一緒に組むことも出来て学ぶ機会が増え、上を目指すきっかけとなりました。

柳澤:始めたのは父親の影響でしたが、頑張ってみようと思ったきっかけは、試合後に良いレフェリングが出来ている試合では、勝者・敗者に関係なく挨拶をしに来てくれると、「次も頑張ろう!」と、思えるところですね。

Q.コロナ感染防止対応の最中で様々な制限により、日常生活に影響があり大変な状況ですが、審判活動のために普段より心掛けている事・本日の試合に向けて取り組んだ事を教えて下さい。
原田:基本に忠実に、手洗い・うがいを励行しています。あと、バランスの良い食事、早く寝てなるべく免疫を高めています!試合に向けて取り組んだ事は、どんな試合でも課題を1つ以上は持って、個人的な課題に向き合いながら、目の前の試合を一生懸命取り組む事を大切にしています。本日も同様に取り組みました!
瀬田:コロナ対策としては当たり前の行動を徹底し、日常の「まぁいっか」を無くす事を心掛けています。手洗いうがいや外出先での除菌、帰宅後にすぐ入浴するなど、基本の徹底です。
小西:本日の試合の為に特別いつもと違う準備をしたということはなく、試合日から逆算してトレーニング強度や食事なども毎試合調整をしています。ただ、緊急事態宣言の影響により、ジムでのトレーニングが出来なくなった時期もあった為、トレーニングのレパートリーという面では苦労する時期もありました。
柳澤:トレーニングは怪我をしないように気を付けながら出来るだけ続けています。今日の試合に向け、基本に忠実にを心掛けて行動して来ました。
 
Q.今までレフェリーをしてきた中での失敗談や、失敗を克服する事で活かされた成功事例をお聞かせ下さい。
原田:これまでにたくさん失敗してきましたが、教えて頂いたことはしっかり振り返れるように、レフェリーノートをとり続けています。取捨選択しながらフィットさせて、自分らしさを磨いて来れたかな?と思います。
瀬田:小さな失敗から大きな失敗まで様々ありますが、とにかく前の試合で出来なかった事を次の試合では必ずトライする事をいつも心掛けています。そうして自分の出来る事を徐々に増やしていければ自信にも繋がりますし、より選手に安心してプレーに集中してもらえるジャッジが出来ると思います。
小西:これまで再開方法のミスや、アドバンテージ時の競技者の見落とし等、色々あります。1番には、3級の時に大学生のIリーグで、サッカー部内で3級が自分しかいなかった為、何の経験もして来ていない状況で主審を行い、緊張し過ぎて何も出来ず終わり、最後の審判報告書にもスコアを逆で書いてしまい、運営の人に言われて訂正した、という経験があります。その後は大学サッカー部が3カテゴリーあった為、自分の所属するカテゴリー以外の紅白戦や練習試合はほとんど審判の練習として利用していました。なので、自分からは紅白戦や練習試合ではありますが、試合を多く積めたことが、より成長できた要因かな、と思います。サッカー協会関係者皆様のご協力もあり、自分が関わった試合が映像で残っている事がある為、反省と次へ活かすために利用しています。具体的な取り組みとしては、必ず最低2回は見る様にしており、1回目は試合中の主観の記憶も残った状態で見て、もう1回はある程度期間が過ぎた状態で自分自身を客観的に見ます。これにより、1つのプレーでも見え方が全然違ってくるので、2回目の方が「こうすればよかった」という発見がよくあります。この発見から、映像で見つけた失敗を次の試合で活かすようにしています。
柳澤:前半終了の笛と同時に、相手に跳ね返ったボールがゴールに入った事ですね。失敗しても切り替える事が重要だと思います。

Q.最後に、千葉県の審判員皆さんへ一言、お願い致します!
原田:まだまだ未熟者なので、引き続きご指導・ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
瀬田:コロナ禍でまだまだ大変な状況は続きますが、試合会場でお会い出来る事を楽しみにしています。今後とも、よろしくお願い致します。
小西:大学1年時から千葉県に所属し、これまで多くの方と現場で審判チームとして組ませていただき、現在まで様々なご指導をしていただきましたお陰で、今回のような試合を担当する事が出来たと思っております。誠にありがとうございます。今後、現場にてご一緒させていただく機会がございましたら、まだまだ未熟者の自分ではございますが、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

柳澤:新型コロナウイルスに感染しないよう、気を付けながらサッカーを楽しんでいきましょう。

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今日も地域で頑張っています!!

~いつも各地の大会会場で頑張って審判している方々を紹介します~
2021年5月30日(日)千葉市4年生大会・準決勝・決勝
~フクダ電子フィールド~

千葉県内では様々な大会が開催されていますが、そこで日頃から活躍されている審判の方々にスポットを当てて取材しました。

今回は千葉市小学4年生大会において、千葉市審判部と主催の花見川区から派遣され頑張っている皆さまにインタビューしました。

掲載審判員:土井誠氏楠原勝彦氏堂山和彦氏萩野雅彦氏川副智明氏杉田拓也氏の6名

1:氏名(敬称略)、2:審判歴、3:審判になったきっかけは?、4:審判活動で印象に残っていること、

5:これまで頑張って審判活動を続けている理由は?審判の魅力は?

1:土井誠(どい まこと)

2:23年になります。
3:私は、サッカー経験はありません。ファンとして子供の時から高校サッカー、Jリーグを観戦していました。長男が小学校に上がるときにサッカーをはじめチームのお手伝いをすることになり審判資格を取得しました。
4:3級になり始めて派遣審判の割り当てをいただいた時の試合。U-15リーグ戦副審で広いピッチで70分審判ができるかなあと不安になったことを思い出します。試合途中で足がつったことも覚えています。
5:長く続けられているのは、一緒に審判活動を行って頂ける皆さんがいらっしゃるからだと思っています。普段、同じチームの方としか付き合いがなかったのですが、審判活動をおこなうことによって県内広く知り合いができました。大人になって仲間が増えるうれしいことですね。早く、コロナ禍が明け皆さんでお会いできることを楽しみにしております。それまでにダイエット頑張ります!

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萩野氏 川副氏 杉田氏  

 

1:楠原 勝彦(くすはら かつひこ)

2:2000年に4級、2004年に3級を取得して審判活動を約20年間続けています。
3:息子が小学校に入学したと同時に千葉市の作新SCに入り、私もお父さんコーチになったことがきっかけです。
4:小学生3年生の大会で相手選手のシュートをゴールライン上にいたディフェンスの選手が手を使って阻止した時に、選手自身はとっさの判断で手をだしてしまい悪意はなかったと思いますが、心を鬼にしてレッドカードを出したことです。
5:選手たちといっしょにサッカーを楽しむことが出来ることです。また、試合終了後、選手たちから「ありがとうございました」と声を掛けられると気持ちが良いですね。

 

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萩野氏 川副氏 杉田氏  

 

1:堂山 和彦(どうやま かずひこ)

2:13年になります。
3:息子が所属していたチーム(千葉美浜FCコパソル)のパパさん審判員としてお手伝いをしたのがきっかけです。息子と一緒に卒団したのですが、チームからのお誘いもあり活動を再開し、その後、純粋に審判の楽しさに魅せられて現在に至っています。
4:いろいろありますが、特に印象に残っているエピソードを2つご紹介します。まだ資格を取得して2年も経たない頃、サッカー経験者というだけ(笑)で、市大会の事実上の決勝戦とも言えるゲームを担当した際に味わった緊張感でしょうか。5年生の大会で、選手たちの勝利への思いがビリビリ伝わってきた良いゲームでした。もう一つは、U-18県リーグ終盤で2級審判員とご一緒させていただいた際、「ゲームに臨む姿勢」について伺った話です。選手やチームの様々な状況によってゲームも変わるので、それに応じた準備が必要だということを教えていただき、今は選手たちが思う存分にプレーできるように、そして自分も楽しめるよう心掛けています。
5:息子がお世話になったチームでコーチもしており、卒団した選手たちと同じピッチに立てた時は大変感慨深いものがあり、原動力になっています。それと、純粋に審判員としての楽しさもあります。同じゲーム展開、同じシチュエーションといったものはなく、なかなか満点が取れないのも続けている大きな理由だと思います。

 

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1:萩野 雅彦(はぎの まさひこ)

 
2:1999年4月1日に取得したが手続き不備で失効。2001年6月1日に再取得。
3:子供が地域のサッカークラブに加入し、役員や審判を父兄が担当しなければならず、やむを得ずに審判資格を取得した。それまでは、体育の授業でサッカーをやる程度で、サッカー経験はなかった。
4:平成21年8月に東関東大会(U-12)で主審を務めたこと。10年以上前になりますが、初めて大きな大会で主審を務めたため足が地につかなかったことを今でも覚えています。もう一つ、県大会(U-12)でフィールドプレヤーがハンドの反則をゴール前で行い、その反則が無ければボールの軌道上得点となっていたため、初めてレッドカードを提示したことについては、今でも鮮明に覚えています。その時に反則を犯した子供の顔が忘れられません。
5:小学生と老年者を中心に審判活動を続けています。地域との触れ合いができれば、少しでも子供たちの応援になればと思い審判活動を続けています。でも本当は、審判終了後、自宅でのビールがおいしいのが忘れられないからかもしれませんね。

 

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1:川副 智明(かわぞえ ともあき)

2:約15年になります。
3:公式戦で審判をやらなくてはならなかったため。
4:学生時代にアシスタントレフリーはよくやっていましたが、いざ主審をやると、ものすごく難しかったのを覚えています。
5:サッカーを行う上で、選手には日頃から審判、相手選手へのリスペクトということを伝えています。ですので、私自身も一生懸命に審判をやらなければと考えています。

 

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1:杉田 拓也(すぎた たくや)

2:約5年です。
3:長男が4年生になった時にサッカーを始めたので、何か協力出来ればと思い始めました。
4:夏の暑い日に、日陰が無い土のグランドで副審をしていた時、かなり上下に走る事が有りバテバテになった記憶があります。体力を付けないとダメだなと思いました。
5:他チームの子供達でも、一所懸命頑張っている様子が間近で見て感じられる所が魅力ですね。大変な事も有りますが感動出来るから続けられていると思います。

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サッカー2級:小林 拓矢氏

サッカー3級:市川 司氏、鹿内 奏良氏、妹尾 勇二氏、豊田 悠晴氏、森下 太郎氏

昇級者の皆様の中より以下寄稿いただきましたので、ご紹介いたします。

●森下 太郎氏

この度、三級審判員になりました森下と申します。

自分の子が『サッカーをやりたい』から始まり、、、消極的⁉︎ながら始まった審判活動。

選手達のサッカーが上手くなりたいという熱意・向上心に刺激され、選手一人一人の成長への手助けが出来ればと思って活動してきました。

『フェアネス』と『選手の成長を第一』をモットーに千葉県のサッカーの底上げに微力ながら寄与出来ればと思います。

よろしくお願い致します。

お知らせ

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フットサル2級推薦審査 フットサル3級昇級審査 フットサル2022年度の審判資格更新について

 

 

《2021年度 第2回 サッカー3級審判員昇級認定審査のお知らせ》

1、受験資格

(1)2021年度の(公社)千葉県サッカー協会(以下「千葉県協会」)4級審判員として登録していること。

※申込み時に15歳以下の者が審査に参加する場合は、親権者の同意が必要。

(2)3級審判員に昇級後は、千葉県協会の審判派遣に積極的に従事する意思があること。

※上記の意思が確認できない場合、2次審査の参加を認めない。

(3)次の審判実績のいずれかがあること。

ア、サッカー4級審判員として10試合以上の実績があること。

(ア)10試合以上の実績のうち、主審が8試合以上であること。

(イ)4種の試合(8人制含む)は、1日2試合までを限度に審判実績として計上できる。

※例として、同じ日に4試合主審を担当しても、審判実績は2試合分だけしか認めない。

(ウ)フットサルおよびビーチサッカーの審判実績は計上できない。

イ、顕著なサッカー歴を有している者。

※本項目については、千葉県協会が判断する。

(4)その他

ア、この審査を受験する1年以内に健康診断を受け、審判活動に支障がないこと。

※職場、学校等の健康診断を含む。健康診断を受けていない場合、2次審査の参加を認めない。

イ、受験者は、審査参加にあたって、不慮の事故や疾患に関する一切の責任を自己で負う。

ウ、3級審判員に昇級後の審判活動に従事中の事故については、千葉県協会が加入する審判障害保険の範囲内で補償されるが、各自でスポーツ障害保険等の保険に加入していることが望ましい。

 

2、審査基準

(1)千葉県協会が主催する試合の主審を務める技能を有するかを審査する。

(2)1次審査(書類審査)

次に掲げる書類を提出すること。

ア、参加申込書(1次審査書類)に必要事項を記載。

※審判委員会ホームページの様式集(昇級審査の申込用紙)から「サッカー3級」の申込書を選び使用すること。また、記入例を必ず読むこと。

イ、審判実績確認:レフェリーズダイアリーまたはレフェリーノートの審判記録のコピー提出による。

(3)2次審査(筆記試験および体力試験)

1次審査合格者に対して、次の審査を実施する。

ア、開催期日 2021年10月3日(日) 野田市総合公園(体育館・陸上競技場)

イ、筆記試験 競技規則に関するもの。合格基準80点以上。

ウ、体力試験 75m走(25秒)-50m歩(30秒)×24本

エ、講義   合格者に3級審判員として必要な講義を実施する。

※詳細が決定し次第、KICKOFFに掲載します。

※新型コロナウイルス感染症対策によって、この審査会は申込定員を大幅に減らす場合や、延期または中止となる場合があります。

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2022年審判度の資格更新について(サッカー)

新型コロナウイルス感染拡大が収束しないため、当分の間、対面式講習会を差し控えます。そのため、登録されている各級の皆さまに、次のとおりご案内します。

〇4級、3級審判員の方

日本サッカー協会JFAが提供するオンラインサービス・KICKOFFシステムから申し込むJFAラーニングによる更新をお勧めします。

インターネット環境での受講ができない方のために、2022年1月以降に対面式講習会を開催する予定です。

〇2級審判員の方

Webを活用した更新講習会を開催する予定です。

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フットサル2級推薦審査 フットサル3級昇級審査 フットサル2022年度の審判資格更新について

《2021年度 第2回 フットサル2級審判員推薦審査のお知らせ》

(この推薦予備試験は令和4年4月(予定)に行われる(一社)関東サッカー協会(以下「関東協会」)2級昇級試験のための予備テストです)

フットサル2級審判員の昇級を希望する方は、次の方法によりチャレンジしてください。

1.資格要件

(1) 受験資格: 2021年度の(公社)千葉県サッカー協会(以下「千葉県協会」)フットサル3級審判員として登録していること。

(2) 次の審判実績を有していること

①フットサル3級審判員として、資格取得後1年以上で、15試合以上の審判を行っていること。

※ 15試合は、都道府県リーグ2部以上のフットサルの試合の主審あるいは第2審判として審判したものを計算する。

②サッカー2級審判員

(3)健康など

①認定審査受験日前1年以内に健康診断を受診していること(職場や学校などの定期健康診断を含む)

②スポーツ障害保険等の保険に加入していることが望ましい。

(4)審判活動

フットサル2級審判員に昇級後は、(公財)日本サッカー協会や関東協会、千葉県協会の審判活動に積極的に従事できること。

2.資格審査

(1)関東協会が主催する試合の主審を務める技能を有するかを審査する。

(2)参加者は、昇級認定審査参加にあたって、不慮の事故や疾患に関する一切の責任を自己で負う。

(3)申込み時、18歳以下の者が昇級認定審査に参加するには、親権者の同意がなければならない。

3.推薦審査

●第1次審査:書類審査

① 審判実績確認:Referee's Diaryなどのコピー提出による。

②昇級認定審査参加申込書による。

※審判委員会ホームページの推薦審査(F2)申込書を使用して提出

●第2次審査; 第1次審査合格者に対して、筆記試験と体力試験を実施(2021年10月予定)

・筆記試験(競技規則等に関するもの) 80点以上

・体力試験

1、Speed2×20Recovery90秒男子3.60女子3.90

2、CODA 男子10.30秒女子11.30秒

3、ALIET 男子Level14-5/885女子13-6/390

・講義『2次審査合否発表後 』、合格者に第三次審査の説明を実施する

●第3次審査; 2次審査合格者に対して、実技審査を実施

・3試合実施する。(3試合共に審判アセッサー評価で8.0以上を合格とする。)

4.申込方法

① Webでの申込手続きを完了させてください。

推薦審査(F2)申込書と、審判証の写真側のコピー、審判実績15試合分以上のREFEREES 'DIARYまたはFUTSAL REFEREENOTE審判記録用紙コピーを添付し、郵送で申込みをしてください。

②受験費用: 2,000円(徴収方法はWebの指示通り事前支払いのみですので、当日現地での徴収は行いません)

※詳細等が決定し次第、Webサイトに掲載致します。

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フットサル2級推薦審査 フットサル3級昇級審査 フットサル2022年度の審判資格更新について

《2021年度第2回 フットサル3級審判員昇級認定審査のお知らせ》

2021年度、2回目の昇級試験を実施いたします。多くの方がチャレンジして、3級審判員として活躍されることを期待します。

1.資格要件

(1)、受験資格: 2021年度の(公社)千葉県サッカー協会サッカー(以下「千葉県協会」)3級審判員、もしくはフットサル4級審判員として登録していること。

(2)、次の審判実績のうちどちらかを有していること。

①、フットサル4級審判員として主審、第2審判15試合以上の審判を行っていること。

a、経験対象試合は、前後半を有するフットサルの試合で、1日2試合を限度とする。

②サッカー3級審判員。

(3)、健康など

①、認定審査受験日前1年以内に健康診断を受診していること。(職場や学校などの定期健康診断を含む。)

②スポーツ障害保険等の保険に加入していることが望ましい。

(4)、審判活動

フットサル3級審判員に昇級後は、千葉県協会の審判活動に積極的に従事できること。

2.資格審査  

(1)、千葉県協会が主催する試合の主審を務める技能を有するかを審査する。

(2)、参加者は、昇級認定審査参加にあたって、不慮の事故や疾患に関する一切の責任を自己で負う。

(3)、 申込み時、15歳以下の者が昇級認定審査に参加するには、親権者の同意がなければならない。

3.認定審査

●第1次審査:書類審査

①、審判実績確認:Referee's Diaryなどのコピー提出による。

②、昇級認定審査参加申込書による。

※審判委員会ホームページの昇級認定審査(F3)申込書を使用して提出(リンクはEXCELの申込書だが、PDF版でも可。)

●第2次審査; 第1次審査合格者に対して、筆記試験と体力試験を実施。(2021年10月予定)

・筆記試験(競技規則等に関するもの) 70点以上

・体力試験

1、Speed 2×20(Recovery90秒)男子3.70秒女子4.00秒

2、CODA男子10.40秒女子11.40秒

3、ALIET男子14-2/780女子13-3/300

・講義(合否発表後)

・合格者に3級審判員として必要な説明を実施する。

・後日、新3級審判員講習会を実施する。(実技及び講義)

4.申込方法  

①Webでの申込手続きを完了させてください。

昇級認定審査(F3))申込書と、審判証(現在)の顔写真側のコピー、審判実績15試合分以上のREFEREE’DIARYまたはFUTSAL REFEREE NOTE審判記録用紙コピーを添付し、郵送で申し込みをしてください。

② 受験費用:2,000円(徴収方法はWebの指示通り事前支払いのみですので、当日現地での徴収は行いません)

※ 詳細等が決定し次第、Webサイトに掲載致します。

目次へ サッカー3級昇級審査 サッカー2022年度の審判資格更新について
フットサル2級推薦審査 フットサル3級昇級審査 フットサル2022年度の審判資格更新について

2022年度更新講習会お知らせ(フットサル)

(公社)千葉県サッカー協会主催分のみ掲載してあります。下記以外にも各郡市協会主催の講習会もありますので、インターネットをご利用頂ける方は、『Kickoff』でご確認下さい。

注 この先の状況が把握できないので、早めの更新手続きをお願いいたします。

フットサル4級・フットサル3級審判員実技更新

8月28日 大網白里アリーナ

募集人数 フットサル3級―8名 フットサル4級―16名

帯同審判員対象フォローアップ研修会→コロナの為 開催予定なし

カテゴリー審判員対象研修会→コロナの為、開催予定無し

 

フットサル3級審判昇級試験、フットサル2級予備試験

10月 開催予定

会場: 未定

※詳細は決まり次第Webの方に詳細をアップいたします。

新規取得のご案内

今年度は7/4の開催を最終としておりますが、その後の開催予定はWebの方で、ご確認下さい。

 

広告主さま募集しています

・千葉県内約1万名の審判員に年4回発行しているレフェリーニュースに掲載する広告を募集しています。

・募集枠は、1枠(1枠タテ55mm×ヨコ85mm)。・この枠が1枠の大きさの目安です。

詳細、お申込みは(公社)千葉県サッカー協会事務局(TEL 043-310-4888)にご連絡をお願いいたします。

編集後記

新型コロナウィルスが騒がれて既に1年半以上が経過し、当初は未知の感染症に怯えましたが、何とか対策を取りながら県内の試合も再開し約1年が経ちました。そして、延期されたオリンピックがやっと開催されるようですが無観客も視野に入れて計画されるなど、まだまだ不透明で盛り上がりにかけます。以前のオリンピックや満員のコンサートなどの映像を見ると、「本当にこの世界がまた戻ってくるのか?」と不安に思いますが、引き続き徹底した感染対策とワクチンの効果を期待し、もう少し頑張りましょう。という事で、私も1回目のワクチン接種が終わりました。(hase)

レフェリーニュース編集委員
高野 祐介 E-mail:cfarc.somu@gmail.com
HPのQRコード
長谷川 鉄哉
木川 綾
渕上 祥太
公益社団法人 千葉県サッカー協会審判委員会 http://cfa-referee.lolipop.jp/

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